2017/6/16 渋谷で打ち合わせ

2017年6月16日(金)

天気:晴れ後雷雨?

 

今日は、クライアントとの打ち合わせ。

午後1時過ぎに家を出て、電車で渋谷に向かう。地下鉄の中で、サンダルを履いた両足の指に赤いネイルを施した男子に遭遇した。変わった人がいるもんだ。渋谷に着くと、ホームの階段を上って、改札を出る。慣れた足取りで、地下鉄の13番出口に向かう。地上に出て、近くにある公園の喫煙所で一服してから、クライアントのオフィスに向かう。クライアントは、ちょうど1年前くらいからお付き合いのある某外資系飲料ブランド。今日はかなり暑い。オフィスについてアイフォンを見ると、気温30度。シャツの下に着たTシャツが汗ばむのを感じる。受付のお姉さんからゲストカードを受け取り、エレベーターに乗って4階へ。クライアントの姿が見当たらない。グルッとフロアを一周する。どの会議室にもいない。仕方なく、フロアの入り口に設置されているミニ冷蔵庫から勝手に某飲料の缶を取り出す。間もなく、クライアントのSさんがやってきた。僕が珍しくメガネをかけていたので、一瞬誰だかわからなかったらしい。僕らは近くの会議室に入る。Sさんのアシスタント的な若者を紹介され、名刺を交換する。元高校球児らしい。なかなかのイケメンだ。間もなくして、Tさんがやってきた。4人揃ったところで打ち合わせ開始。Sさんがモニターに英語の資料を映し、僕に諸々を説明する。僕はところどころ突っ込みながら、ふんふんと頷く。ときどきTさんが、横から補足のコメントを入れる。僕はふんふんと頷く。打ち合わせはいつものように、雑談を交えながらゆるゆると進む。次の打ち合わせ予定と今後の流れを確認して、1時間ちょっとで終了。悪くない打ち合わせだった。Sさんとメジャーリーグの話をしながら、エレベーターに乗り込む。1階に降りて、会社を出た。

さっきの公園に戻り一服してから、一瞬だけ本屋に寄る。昨日発売されたばかりのお目当の本がなかったので、退散。後で紀伊国屋も見てみよう。宮下公園横のガードレールの下をくぐり、坂を登る。ラグタグで好みのスニーカーを発見。履いてみる。いい感じだ。買わずに店を出て、デニーズへ。アイスコーヒーを注文する。金曜午後のデニーズは空いている。アイフォンでメモ帳を開き、今日のここまでの流れを書き出す。今ココ。さて、これからどうしようか。今日はこの後、雷雨の可能性があるらしい。やはり東京はもう、亜熱帯の仲間入りをしてのだろうか。気候がおかしくなると、頭がおかしくなったりキレたりする人が増えるらしい。急激な気候変動は、人間の精神に影響を及ぼすのである。だから僕は、南カリフォルニアか南ヨーロッパで暮らすことに憧れる。地中海性気候こそが、この世のパラダイスだと僕は思う。1年で300日以上晴れていて、年間を通して温暖で、日中と夜の気温差が激しい。20歳の夏にカリフォルニアを旅行して以来、人生の幸せの50%は気候で決まると信じている。東京は、50点満点中の20点くらいだろうか。秋の空は素晴らしいけれど、夏は暑過ぎるし、冬は寒すぎる。春と秋がどんどん短くなって、夏と冬の2シーズン制に移行しつつある。

思えばもう15年ほど、渋谷の街は僕のホームグラウンドであり続けている。アメリカから帰ってきたばかりの高校時代、毎日ように渋谷で遊んでいた。TSUTAYA地下2階のCDレンタルフロアで、何百枚という洋楽のCDを視聴したり、カラオケに行ったり、スタジオに行ったり。大学時代は道玄坂のIT企業でバイトをしたり、卒業後もヒカリエのオフィスで働いた。そして今、クライアントとの打ち合わせのため、やはり渋谷に来ている。僕が高校生だった頃から、この街もだいぶ変わったと思う。TSUTAYA地下2階のCDレンタルフロアはなくなり、僕が働いていた会社のオフィスも移転した。もちろん、僕も変わった。変わってもなお、渋谷にいる。この街の雑踏に紛れると、ほっと落ち着く自分がいる。人混みは嫌いなのに、変な話だ。もっとも、この街にいい加減飽きている自分も、確かにいる。最近ふと、どこか全然違う場所に行ってみたい、住んでみたい、と思うことが多い。ここではない、どこかへ。できれば海外がいい。異邦人になってみたい。10代でアメリカに住んでいた頃は、右も左もわからず、それでも何とか生きていた。もう一度、今度はひとりの大人として、そういう生活をしてみたい。人間は環境の産物であり、環境は人を変える。僕はそろそろ、自分を変えたいようだ。変わらないものは変わらないけど、変わるものは変わる。変わらないものを確かめるためにも、変わるものを変えてみたいのかもしれない。

さて、今夜はフライデーナイト。家で梅酒でも飲みながら本でも読もうか。