【読書メモ】ジョージ・オーウェル『1984』

 

「自由とは二足す二が四であると言える自由である。その自由が認められるならば、他の自由はすべて後からついてくる」

 

・「2+2=5」は、旧ソ連五カ年計画のキャンペーン標語。

 

・トランプの大統領就任後、アメリカで再ベストセラーになっているらしい。

 

・出版は1949年で、執筆されたのは1948年。物語の1984年という年代設定は、ウィキペディア曰く、1948年の「4」と「8」を入れ替えたもの。もし2017年の今書くなら『2071』。何を書く?

 

スマホは現代のテレスクリーンではないか?365日24時間、いつ誰からメッセージが来るかわからない。常に誰かに監視されているような感覚に陥る。

 

・現実の1984年は、ロサンゼルスオリンピック、初代マッキントッシュの発表、日本のバブル前夜など

 

・主人公のウィンストン・スミスは、テレスクリーンの目をかいくぐって、部屋の片隅で日記を書きはじめる。全体主義国家、監視社会において「日記をつける」という行為は、ある種の反社会性を帯びたラディカルなアクションなのではないか?

 

「最上の書物とは、読者のすでに知っていることを教えてくれるものなのだ、と彼は悟った。」